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犯罪が増加していることと、大統領選でバイデン前副大統領の勝利が確定したことによる混乱を恐れ、ニューヨーク市で、ボディーガードを雇う一般人が増えている。ウォール・ストリート・ジャーナルが7日、報じた。
マンハッタン区ミッドタウンで働くコンピュータープログラマーのパスクアーレ・コセンツォさん(48)は、同区34丁目のペンシルバニア駅から会社までの徒歩での15分間と、就業後、タクシーを捕まえる間の護衛のため、私立探偵および警備会社マッコール・リスクグループからボディーガードを雇った。コセンツォさんは、ボディーガードを必要とする約30分前に連絡し、1時間に約50ドル(約5270円)を支払うという。
同グループによると、顧客は通常、小売店やオフィスビルの経営者、企業幹部や有名人が大半だが、選挙が近づくにつれ問い合わせが増え、そのうちの70%が一般人からのものだったという。ボディーガードを雇う人々の目的は、グロッサリーストアでの買い物への同行や、出張で市を訪れた際の空港からミーティング会場への送り迎えなどさまざま。市警察(NYPD)によると、2日以降、NYPDとの衝突により抗議運動に参加した85人以上が逮捕されているが、抗議運動のほとんどは非常に平和的なもの。また、専門家によると、市の犯罪率は大幅に上昇しているものの、無差別な暴行事件などはまれであるという。
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